福島県三春・みちのく霊泉やわらぎの湯の口コミ・評判、診療案内、交通案内、お得なキャンペーン等

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福島県三春・みちのく霊泉やわらぎの湯

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福島県三春・みちのく霊泉やわらぎの湯についての体験談・口コミ

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レポートプロジェクト開始前の口コミです。項目が分かれていませんが、大まかな評判を知る事が出来ます。

体験記

遠藤聡哲 男性 40代 )

総合満足度 4

 天然ラジウム線岩盤浴「みちのく霊泉やわらぎの湯」に行く機会があった。往診を依頼された患者さんの住所が福島県の三春町だったので往診の帰りに試しに寄ってみたのだ。 往診後に患者さんのご家族の方にやわらぎの湯まで車で送って頂き午後3時ころ着く。フロントで初めての旨を伝えると施設利用の仕方から始まり入浴の仕方などいろいろ教えられる。岩盤浴は狭くて乾燥している方と広くて湿気が多い方との2か所に浴場が分かれている。広い方が気持ちがいいだろうとそちらに行くことにした。放射線が弱いと言われる右側の区画の一つのスペースにござを敷いて横たわる。丸い竹筒に持参のタオルを乗せて枕にして30分横たわった。気持ち良くうとうとした、という生易しいものではなく苦行に近いか。何せ高温の蒸し風呂の中にいるのだから。部屋の端ではゴボゴボと音をたてて湯が沸き立っているのがわかる。 もともとサウナはボーっとするので嫌いで入らないんだけど岩盤浴が売りなんだからこれを経験しないと患者さんにどういうところか話せないので頑張った(笑)。そして30分弱経ったところでよりラジウム放射が強いという側へ熱さでカンカンになった石をアチチっという感じで踏みながら移動し、6分間横になった。とても10分は寝てられない。そして表へ出て木製ベンチに座ってほっとする。
 初めて体験したがこの岩盤浴はがん患者さんにはきついのではないかと思う。比較的体力のある状態でないと熱疲労してしまうような気がする。パンフレットにも「岩盤・お風呂ともに入浴は体力を消耗しますので、入浴後はできるだけ仮眠をとり、体力の回復に努めてください」とあるが、確かに入浴後は休まないとたいへんだろう。僕は日帰り入浴をしてしまったが、ここは基本的には連泊しての湯治用施設だと思う。そして細心の注意を払って入浴しないとかえって病状が悪くなることもあるかもしれないので注意が必要だろう。 しかし今、東京に帰ってきてこの日記を書いているが体の芯は温まった感じがする。今日の朝方は実は少し体調が悪かったのだが今はその気配が失せているようだし。 八幡平の玉川温泉にも行ったことがあるけれども、うちに来院されるがん患者さんに三春のラジウム岩盤浴温泉のことも実体験を伝えられる機会が持てて良かった。

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